急な雨漏りが発生したとき、だれでも不安になります。
そして、何が原因なのかを調べたくなりますね。
その原因となる箇所を自分で突き止め、なんらかの処置をして雨漏りを止めた、
なんていう話しも聞きますが、原因となる箇所が大屋根でしたら上がるのは危険ですし、
上がることが容易な低い位置の屋根であったとしても、
すんなり雨漏り箇所を特定するのは結構厄介だと思います。
雨漏りの程度にもよりますが、例えば、室内の天井や壁が染みやカビで汚れてるとかであれば、
その内部はかなり傷んでいる可能性がありますから、すぐに業者さんなり専門家に相談した方が賢明です。
業者によっては、現場調査費が必要になってきますから、事前に確認しておいた方がいいでしょう。
また、必要以上に大掛かりな工事を勧めてくる業者もありますから、
「今回は雨漏りを何とかしたいので必要最小限の工事で」、と伝えて、
しっかりと意思表示をしておいた方がいいと思います。
家を全部塗り替えしないと雨漏りは止まらないと思うかもしれませんが、少しの補修で止まる場合も結構あります。
必要最小限の工事をして、それで雨漏りがなくなるのであれば、
それ以上の工事は当面、しなくてもいいかも知れません。
例えば下の写真、
雨漏りがする箇所の上をたどってみると、約1.5m上にひび割れがありました。
その部分が雨漏りの原因であろうと特定し、修理に取り掛かりました。
まずは、ひび割れの処理をして清掃した後、プライマー塗布、
乾燥後にコーキングを充填、ある程度表面が硬化してから同系色の塗装をしました。
数日後、大雨が降った翌日に確認したところ、雨漏りは収まっていました。
このように、運良く雨漏りの原因となる箇所が早期に特定できれば、時間も費用もわずかで済みます。
次は、部分的に防水処置をすることによって、雨漏りが止まった事例です。
雨漏り調査の結果、屋上のコンクリート全部を防水処置しなくても、
ジョイント(継ぎ目)の部分だけしっかり施工すれば、雨漏りは収まるだろうと予測できました。
コンクリートが全体的にヒビ割れが目立ち、脆弱(ぜいじゃく)な状態であれば、
全面を施工する必要があると思いますが、このケースはそれほど脆くなく、部分的な施工で雨漏りは止まりました。
次の例は、築後15年で雨漏りが発生したものです。
雨漏りのあった上の部分が陸屋根になっており、全体的にひび割れが見られて、
かなり脆弱(ぜいじゃく)な状態でしたので、これが雨漏りの原因であろうと特定。
床部分と立上り部分、
そして、笠木のジョイント部分全部の防水処置をすることにより、雨漏りは解消しました。
これら数件の事例だけでなく、様々な原因があると思います。
こうした雨漏りは、いずれは何らかの処置をしなければなりません。
長いこと放っておけば大掛かりな工事になってしまう可能性もありますので、
早目の対処をおすすめ致します。早ければ早いほど工事代は抑えられます。
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